【まずこれを読めばOK】初心者ファミリーがそろえるべきキャンプギアとは?
必須アイテムだけを厳選して紹介(リスト付き)
キャンプ初心者のファミリーにとって、最初に揃えるべきギアは「必要最低限かつ汎用性の高いもの」に絞るのが鉄則です。あれこれ買い揃えたくなりますが、実際には使わなかったというケースも多いため、まずは「これがあればキャンプが成り立つ」基本セットを把握しましょう。 以下が必須アイテム7点の厳選リストです:
- テント:ファミリー用の2ルームテント(リビング+寝室一体型)が便利 👉遮光テントについてはこちら
- 寝具:インフレータブルマット+封筒型シュラフで子どもも安心
- テーブル&チェア:軽量折りたたみ式で設営簡単なものを選ぶ
- ランタン:LED式+ソーラー充電機能付きが便利
- クッカーセット:鍋・フライパン・食器が一体型になったコンパクトセット
- バーナー:CB缶対応のシングルバーナーが初心者向け
- クーラーボックス:保冷力と容量を両立した30L以上のモデルがおすすめ
これらのアイテムは、すべて「セット商品」として販売されていることも多く、一括購入することでコストや選ぶ手間を省けるメリットもあります。 また、キャンプ初心者には「レンタル」も選択肢の一つです。初回はレンタルで試し、気に入ったアイテムだけを後から購入する方法も効率的です。

ファミリーだからこそ重要なポイント3つ
キャンプを家族で楽しむには、大人だけのキャンプとは異なる「ファミリー目線での重要ポイント」を意識する必要があります。以下に、特に初心者ファミリーにとって外せない3つのポイントを解説します。
1. 設営・撤収のしやすさ キャンプ場に着いてから設営を始めるまでに、子どもが退屈したり、暗くなってきたりすることがあります。ファミリー向けには「ポールの少ないワンタッチ式テント」や「収納バッグ付きの簡易家具」など、短時間で設営できるギアが適しています。子どもに目を配りながらでも扱いやすい設計かどうかも確認ポイントです。
2. 安全性と耐久性 子どもは予想外の動きをするため、ストーブや焚き火台などは安定性が高く、転倒しにくい設計のものを選ぶことが大切です。また、テントのジッパーやペグ、ポールが壊れにくいかもチェックしましょう。雨風に強い耐水圧の高い素材も安全面で重要です。我が家は一度設営中にテントのポールが折れたことがあります。
3. 快適性(睡眠・温度管理) キャンプの印象を左右するのが「睡眠の質」です。地面のゴツゴツを感じないエアマットや断熱シート、気温に応じた寝袋選びが欠かせません。また、夏場はポータブルファン、秋冬は小型ヒーターなど「温度管理アイテム」も快適さを左右します。 これらを踏まえ、初心者ファミリーは「簡単・安心・快適」この3つを軸にギアを選ぶことが成功のポイントです。

「これ要らなかった」先輩キャンパーの失敗談
キャンプ初心者が最もやりがちなのが「使わなかった道具」を買ってしまうことです。ここでは、実際にファミリーキャンプを経験した人たちの「要らなかった」と感じたギアをいくつか紹介します。
1. 本格的なダッチオーブン 「雰囲気が出るから」と購入する人が多いですが、重い・手入れが大変・実は使わなかったという声が多く聞かれます。初心者には軽量なアルミ製クッカーで十分です。まずはレンタルで経験、使えそうだったら購入が◎
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2. 極厚のエアマット 「快眠したい」と奮発して買ったが、かさばって車に入らない、膨らませるのに時間がかかるという理由で後悔した声も。コンパクトなマットでも快適性は確保できます。
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4. 本格的な焚き火セット 焚き火は憧れですが、子ども連れだと危険が多く、結局一度も使わなかったという家庭も。ファミリーには安全性の高いガス火調理を優先しましょう。 これらの失敗を避けるためにも、実際に何泊するのか・子どもが何歳か・車の積載量はどれくらいかといった条件を事前に明確にすることが大切です。
焚火セットを利用する場合は、焚火台の周りを囲む焚火テーブルがおすすめ!小さな子供が火に触るリスクを低減、安全に暖をとれますよ。
こちらは我が家が10年以上愛用しているスノーピークのジカロ。目的に応じて組み換えもできるし、IGTテーブルを連結したり、使い方は色々。0歳の子供を連れてのキャンプでも安心でした。

初心者におすすめの買い方・順番とは?
キャンプギアを揃える際、すべて一気に購入するのではなく「順番と戦略」を持って選ぶことが非常に重要です。以下は、ファミリー初心者が失敗しにくい購入順とその理由です。
1. まずはレンタル or 体験キャンプで試す いきなり全てを揃えず、まずはキャンプ場のレンタルサービスや体験キャンプツアーを利用して、必要な道具を見極めましょう。実物に触れることで、買った後の後悔を防げます。
2. 最初にそろえるのは「絶対必要な7アイテム」 先に紹介した基本ギアセット(テント・寝具・テーブルなど)を中心に、まずは1泊2日が快適に過ごせる最低限の装備から始めましょう。
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3. 次にそろえるのは「便利グッズ・快適性アイテム」 キャンプに慣れてきたら、タープ・焚き火台・クッカー拡張セット・ポータブル電源などを追加購入します。これにより、キャンプの幅と楽しさが一気に広がります。
4. 最後は「天候や季節対応グッズ」 雨対策のシェルターや夏の虫除けグッズ、冬のヒーター類は必要に応じて徐々に追加するのが理想です。一度のキャンプですべて必要になることは稀です。 「必要なものを段階的に買い足していく」ことが、ファミリー初心者がコスパ良くキャンプを始めるコツです。

【丸ごと解決】ファミリー向けキャンプギアセットの選び方完全ガイド
ファミリー構成(子の年齢・人数)別の最適セット
キャンプギアセットを選ぶ際は、「誰と一緒に行くのか」によって必要な道具の種類やサイズが大きく変わります。特にファミリーキャンプでは、子どもの年齢や人数を考慮した選び方が快適さと安全性を左右します。以下に、家族構成別の最適なセット構成を紹介します。
● 夫婦+乳幼児(0~2歳) この時期の子どもは外気温や湿度に敏感なため、寝具の保温性・遮光性のあるテント・虫除け対策が重要です。また、段差が少なくクッション性の高いマット、ミルク作り用の湯沸かし器(シングルバーナー)なども役立ちます。
● 夫婦+幼児(3~6歳) 好奇心が旺盛な時期なので、安全対策が最優先です。焚き火台のガード付きや、走り回れるようなスペースを考慮した大型タープが便利です。また、遊び道具や絵本など「屋外でも落ち着ける環境づくり」も意識しましょう。
● 夫婦+小学生(7~12歳) 体力があるぶん設営などを手伝ってくれる年齢です。子ども専用のシュラフやチェアを用意することで“自分の道具”を持つ喜びを体験できます。ライト付きヘッドランプや自分用のカトラリーセットなどもおすすめです。
● 3人以上の子どもがいる大家族 この場合は「人数対応のギア」+「荷物の整理・収納」に重点を置く必要があります。テントは6人用以上、クーラーボックスも大型が必須。また、持ち物の仕分け用コンテナやラックがあると便利です。
ファミリー構成に応じたセット選びをすることで、当日のトラブルや不便を大幅に減らすことが可能です。

軽量・コンパクト vs 快適性重視の選び方
キャンプギアの選び方には、「軽量・コンパクト性を優先するか」「快適性を重視するか」の二大方向性があります。どちらも一長一短であり、ファミリーキャンプではこのバランスがとても重要です。以下、それぞれの特徴と選び方のポイントを解説します。
● 軽量・コンパクト性を重視する場合 車の積載量が限られている、あるいは荷物の持ち運びが大変な小さな車やマンション住まいの家庭では、軽量ギアを選ぶのが基本です。収納時に小さくなるポップアップテント、アルミ製の軽量チェア、コンパクトにまとまるクッカーなどは非常に便利です。 また、コンパクトにまとめることで「片付けが楽」「準備が短時間で済む」「管理がしやすい」というメリットもあります。子どもが小さいうちは、荷物の多さがストレスにつながるため、軽量性はとても有効です。
● 快適性を重視する場合 キャンプに慣れてくると、「いかに快適に過ごせるか」が重要になってきます。広い前室付きの大型テント、分厚いエアマット、キッチンテーブル付きのクッカーセットなどを使うと、まるでアウトドアリビングのような環境が整います。 ただし、こうしたギアは重く、嵩張りやすいため積載や移動に注意が必要です。ワゴン車やルーフボックスなどの装備があれば問題ありませんが、車に入らないケースもあるため、事前のチェックが不可欠です。 初心者ファミリーにはまず「軽量&基本セット」→「快適性追加」という2ステップ導入がおすすめです。

収納・持ち運びで失敗しないためのチェックリスト
初心者ファミリーキャンプの失敗あるあるが「車にギアが全部入らない」「現地で荷物を運ぶのが大変」問題です。これを防ぐために重要なのが、事前の収納・運搬計画です。以下にチェックすべき項目をリストアップします。
✔ 車の積載スペースに合っているか 最初に確認すべきは、自家用車のトランクサイズと後部座席の可動性です。キャンプギアの収納サイズ(収納時サイズ)を事前に測り、写真付きでチェックリスト化すると準備がスムーズになります。
✔ 運搬用アイテムは揃っているか 荷物が多いファミリーにはアウトドア用キャリーワゴンが必須です。特に駐車場からキャンプサイトまで距離がある場合、重さと回数を減らせます。また、取っ手の高さ調整ができるモデルは子どもでも手伝いやすいです。
✔ 収納しやすいギアを選んでいるか できるだけ「折りたたみ式」「スタッキング可能」「専用バッグ付き」のギアを選びましょう。無骨なケースや重い素材は積み重ねにくく、収納効率が落ちます。
✔ 分類収納を意識しているか 「調理系」「寝具系」「リビング系」など、カテゴリごとに分けてクリアボックスやメッシュバッグで整理することで、現地での設営がスムーズに進みます。子どもが「どこに何があるか」把握しやすくなるのも利点です。
収納・持ち運びは“選び方の最後の決め手”。購入前にこの視点でチェックしておくことが重要です。

セット購入で得する条件とは?
初心者ファミリーにとって「キャンプギアセット」の購入は非常に合理的な選択肢ですが、注意すべき点や見逃しがちな特典も多くあります。以下では、セット購入で得する条件や賢い選び方を解説します。
● コスパの良さ:単品合計と比較しよう セット商品は一見高く見えますが、単品で全て揃えた場合の価格と比較すると実は安いことが多いです。セット価格が割高に見える場合も、「おまけの小物」「保証延長」「収納バッグ付き」などが含まれていることも。
● 初回キャンプでも安心:必要な物が抜けない 初心者は「必要なものを見落とす」ことが多く、単品購入だと忘れがちです。その点、セットは一通りそろっているため忘れ物が減り、初回から安心してキャンプを始められます。
● ブランドの信頼性 スノーピークやロゴス、コールマンといった大手ブランドのスターターセットは、品質・保証・アフターサポートがしっかりしています。価格が少し高めでも、長期的にはお得になるケースもあります。
● 限定パッケージやセール商品に注目 シーズンや公式オンラインショップでは、期間限定・数量限定の「スターターセット」や「家族向け特別パック」が販売されることもあります。これらは通常よりも割引率が高く、初心者には狙い目です。特に福袋シーズンには各ブランドからおすすめセットの福袋が販売されます。売り切れも早く、争奪戦になりますので、狙っているブランドがある場合は早めにチェックしましょう。
セット購入は「初期コストを抑えつつ、確実に必要なものがそろう」賢いスタート方法です。選び方を工夫すれば、後悔のない買い物ができます。

【プロが選んだ】初心者ファミリー向けキャンプギアセットおすすめ7選
3万円台でそろう!コスパ最強セット
「とにかくコストを抑えたい」「まずは一度やってみたい」そんな初心者ファミリーに最適なのが、3万円台でそろうエントリー向けのキャンプギアセットです。最近では低価格でも十分な品質を持つ製品が増えており、予算内で一通りそろえることも可能です。 おすすめ構成(例):
- ・ドーム型テント(4人用)
- ・封筒型寝袋×4
- ・折りたたみテーブル&チェアセット
- ・LEDランタン×2
- ・カセットガスバーナー&クッカーセット
- ・保冷バッグ(簡易タイプ)
この構成で揃えても、Amazonや楽天で価格を比較すれば3万円前後に収まることが多く、週末キャンプに必要な道具はほぼカバーできます。 ポイントは「価格よりもコスパ」を見ることです。レビュー評価の高い商品や、実際に多くの人が使っているブランド(キャプテンスタッグ、フィールドア、BUNDOKなど)を選ぶことで、失敗のリスクも下がります。 ただし、収納力や耐久性には過度な期待をしない方が無難です。長期的に使う場合は、徐々にアップグレードしていく前提で考えるのが良いでしょう。

安全&安心が第一!子ども連れ向けセット
ファミリーキャンプでは「子どもの安全性」を最優先に考える必要があります。特に幼児〜小学生の子どもがいる場合、転倒防止・怪我防止・誤使用防止といった観点から、ギア選びには注意が必要です。 以下は子ども連れに特化した安全重視のギアセット例です:
- ・ワンタッチ式テント(設営時間を短縮し、子どもが走り回る前に設営完了)
- ・コット+エアマット(地面からの冷気を遮断し、転落しにくい高さ)
- ・ソフトランタン(熱くならず、万が一触っても安心)
- ・ロック付き収納コンテナ(ナイフや調理器具の誤使用を防止)
- ・安全カバー付きストーブ or ガス機器
- ・チャイルドチェア(転倒防止設計+ベルト付き)
特にテントの形状は重要です。ドーム型や2ルームタイプの中でも入り口が大きく段差の少ない設計が理想的です。ファスナー部分も指を挟みにくい構造か確認するとよいでしょう。 また、夜間のトイレ移動などを考慮してヘッドライトや光るネームタグなども併せて準備しておくと安心です。 このような「子ども連れ視点で厳選されたギア」を選ぶことで、親子ともにストレスなくキャンプを楽しめる環境が整います。

デザインと機能性で選ぶおしゃれセット
「せっかくの家族キャンプだから、雰囲気も楽しみたい」そんな人に人気なのが、デザイン性と機能性を両立したおしゃれキャンプギアセットです。最近では、SNS映えするアイテムや、ナチュラルカラー・北欧風デザインのギアも多数登場しています。 以下はデザイン重視ファミリーに人気のギア構成例:
- TC素材(コットン混紡)のクラシカルなテント
- 天然木を使った折りたたみテーブル
- くすみカラーのチェア(ベージュ・カーキなど)
- 琺瑯製の食器セット
- USB充電式ランタン(アンティーク風)
- ウッドフレームの収納ラック
こうしたおしゃれギアは「見た目重視」だけでなく、実用性も兼ね備えているのがポイントです。たとえばTCテントは結露しにくく、通気性もよく夏場も快適。木製テーブルは熱にも強く、焚き火まわりでも活躍します。 ただし、価格はやや高めになる傾向があるため、こだわるパートだけ取り入れる方法もおすすめです。たとえば「テントだけおしゃれに」「ランタンだけ雰囲気のあるものを」といった部分投入で雰囲気が一気に上がります。 ファミリーで“非日常”を楽しむために、おしゃれギアは感動体験の引き立て役になります。

ブランド別イチオシセット紹介(スノーピーク・コールマンなど)
信頼と実績で選ぶなら、有名ブランドのファミリー向けスターターセットが最適です。ここでは、キャンプ初心者ファミリーに人気の3大ブランドからおすすめセットをピックアップして紹介します。
● スノーピーク:エントリーパックTT 2ルームテントとタープが一体型になった超定番セット。設営のしやすさと丈夫さが魅力で、風雨にも強く、長く使えます。価格はやや高めですが、アフターサポートや修理制度が充実しているため、長期利用前提ならコスパ◎。
● コールマン:アウトドアファミリーパック テント・寝袋・テーブル・チェアなど必要なアイテムが一括で揃う初心者向けセット。価格帯も手ごろで、ホームセンターなどでも手に入れやすい点も魅力。カラー展開も豊富で、デザインにも定評があります。
● ロゴス:neosシリーズ スターターセット 「快適性と収納性を両立したい」人にぴったりな構成。ポップアップ式のテントや軽量チェア、クッカーセットなどソロでもファミリーでも使いやすいアイテムがそろっています。特に収納バッグが多機能で、リピート率が高いです。
ブランドセットは品質が高く、初心者でも安心して使える設計になっています。多少高くても失敗しにくいため、「何を買えばいいか分からない」人には特におすすめです。

【リアルな声】買ってよかった&失敗したキャンプギア体験談
SNSや口コミで人気だったが後悔したギア
SNSやレビューサイトで「おすすめ!」と話題になっていたキャンプギアを買ったものの、実際に使ってみると後悔した…という声は少なくありません。見た目や評判だけで選んでしまい、使い勝手や耐久性の面で不満が出るケースもあります。
● 話題のポップアップテント 「3秒で設営できる!」という触れ込みに惹かれて購入したものの、風に弱く、ペグをしっかり打たないとすぐに倒れてしまったという体験談が多数。コンパクトなぶん狭く、家族4人では手狭だったという声も。
● 木製の折りたたみテーブル インスタ映え抜群のアイテムですが、実際には重くて持ち運びが大変だったり、耐水性が低くてすぐに劣化したという後悔談も。軽量で扱いやすいアルミ製にすればよかった、という声もありました。
● クーラーボックス(ソフトタイプ) 軽くて使いやすそうだったが、保冷力が足りず、夏場の食材が傷んでしまったという声も。SNSで人気でも、ファミリーキャンプの長時間保冷には向かない場合があります。
● 充電式ランタン おしゃれなLEDランタンを選んだが、明るさが足りず、夜間は手元すら見えなかったというケースも。モバイルバッテリーとしても使えるモデルは便利だが、照度に注意が必要です。
「見た目が良い=実用的」とは限りません。とくにファミリーキャンプでは、安全性・使いやすさ・耐久性を重視することが大切です。

想定外に便利だった意外なアイテム
キャンプ初心者が「買って良かった!」と口を揃えるのは、実はメインのギアではなく“意外な小物”だったりします。予想外のシーンで活躍してくれたアイテムを紹介します。
● 洗濯バサミ&ロープ 洗濯物を干すだけでなく、タオルを日除けにしたり、ゴミ袋を吊るしたり、テント内の仕切りを作ったりと大活躍。100均で買えるアイテムながら、汎用性が非常に高いです。
● 折りたたみバケツ 水を汲んだり、食器を洗ったり、靴を洗ったり…と「水場まで距離があるキャンプ場」で特に重宝します。使わない時はペタンと畳めて収納も◎。
● ウェットティッシュ(アルコール・ノンアル両方) テーブルの拭き掃除、手拭き、虫刺されの処置などあらゆるシーンで活躍します。特に子どもがいる家庭では必須レベル。
● 懐中電灯 or ヘッドライト ランタンだけでは手元が暗いことも多く、夜間の移動や料理に懐中電灯があると便利です。両手が空くヘッドライトは設営時にも重宝されます。
● チャック付きポリ袋 調理後の食材保存、小物整理、ゴミの密閉など「いくつあっても困らない万能アイテム」。防水性もあるので急な雨にも対応できます。
こうした「地味だけど便利なギア」をそろえておくことで、快適さが一段アップします。初心者こそ、準備段階で忘れずに揃えておきたいものばかりです。

実際の収納・設営・運搬のリアル感想
ギア選びで失敗しがちなのが「実際にどうやって収納・設営・運搬するか」をイメージしないまま購入してしまうことです。ここでは初心者ファミリーのリアルな感想を紹介します。
● テントの収納サイズが想像以上だった 「収納袋に戻すのが大変だった」「思ったより大きくてトランクに入らなかった」という声が多く聞かれます。特に2ルームタイプや大型テントは収納時もかなりのボリュームになります。事前に収納サイズ・重量の確認は必須です。
● 設営に時間がかかり、子どもがぐずった 「動画で簡単に見えたけど、実際は1時間以上かかった」「説明書が分かりにくかった」といった体験談も。初心者にはワンタッチ式やカラーガイド付きのモデルがおすすめです。慣れるまでは動画を見て練習しておくと安心です。
● キャリーワゴンがなかったせいで何往復も 「駐車場からサイトまで距離があって、荷物運びが地獄だった」という声も。荷物が多いファミリーには必須のアイテムで、なければキャンプの満足度が大きく下がる恐れがあります。荷物が多く、子供もいるファミリーには車をサイトに停めることができるオートキャンプ場がおすすめ。
● ケースなしのギアで車内がぐちゃぐちゃに 収納ボックスやバッグがないと、車内でギアが散乱して管理が難しくなるという問題も。特に調理器具やランタンなど、細かい道具はまとめて収納できるケースを用意すると便利です。
実際に使うシーンを具体的にイメージすることで、選ぶギアの質と満足度は大きく変わります。購入前に「使う瞬間」を想像するクセをつけましょう。

キャンプ後も使える!兼用アイテム紹介
キャンプギアはアウトドア専用と思われがちですが、実は「日常生活でも使える兼用アイテム」が多数存在します。特にファミリー層では、普段使いもできるギアを選ぶことで費用対効果がグッと上がります。
● 折りたたみチェア・テーブル 運動会・ピクニック・花火大会などアウトドアイベント全般に使える便利アイテム。軽量かつコンパクトなモデルなら、車に常備しておくのもおすすめです。我が家ではキャン票のテーブルを、人が多く集まるときの追加テーブルとして使用しています。
● LEDランタン 非常時の停電対策、夜間の授乳や子どもの寝かしつけにも活躍。USB充電式のランタンは災害時の備えとしても価値大です。
● クーラーボックス 買い物時の生鮮食品の持ち帰り、スポーツ観戦やバーベキューなど日常イベントにも使えます。折りたたみ式なら収納スペースも確保しやすいです。
● ポータブル電源 キャンプ用に購入したが、非常用電源・ノートPC作業・スマホ充電ステーションとしても活用可能。リビングや寝室に1台あると安心感が違います。
● コンテナ・収納ボックス 普段はおもちゃ・日用品・掃除道具などの収納に活用でき、使い勝手のよさが日常生活にも直結します。
このようにキャンプギアを「アウトドア専用」と捉えず、「暮らしの中の便利アイテム」として選ぶことが、初心者ファミリーにとって賢い選び方のひとつです。

【初キャンプ完全サポート】当日の動きと持ち物チェックリスト
到着〜設営〜撤収までの流れと必要アイテム
初めてのキャンプでは、「どのタイミングで何をすればいいか」が分からず慌ててしまいがちです。家族全員がスムーズに動けるよう、当日の動きと必要アイテムを時系列で整理しておきましょう。
● 出発前の最終確認(自宅) ・持ち物チェックリストを確認 ・食材や飲料の最終購入 ・クーラーボックスの氷を入れる ・スマホの充電&予備バッテリー準備
● キャンプ場到着〜設営(到着〜1時間)
・受付を済ませる ・サイトの位置・地面の状態を確認 ・テント→タープ→テーブル&チェアの順で設営 。子供が小学生以上なら、テーブル、チェアは子供に任せるのもあり。
我が家ではまず大きめのレジャーシートに荷物を全部出して、テントの設営を始めます。大人二人または大人一人+子供一人でテント設営、残りの人はテーブル、チェア、ランタンの準備をするようにしています。子供が小学生になると、設営スピードがグッと速くなりますよ。
・ランタンやライトは設営中に準備しておくと夜も安心 。これも子供に任せられるので、どんどんやってもらいましょう。
● アクティビティ・食事(昼〜夜)
・子どもと遊ぶ時間を確保 ・昼食は簡易調理で済ませるのが◎
・夕方〜夕食に向けて火起こし準備(バーナーまたは炭)
・ゴミ袋の設置や消火バケツも忘れずに
● 就寝前〜夜間対応(夜〜就寝)
・テント内の寝具セット
・歯磨き・トイレの場所確認
・貴重品や食材はテント内・車内に保管
・防寒対策をしっかり(特に春秋)
● 撤収〜帰宅準備(翌朝) ・朝食後に食器洗い、荷物整理
・結露の拭き取り→乾燥がポイント ・サイトのゴミ拾い&受付でチェックアウト
・帰宅後にテントや寝袋の乾燥・清掃を忘れずに このように、時間帯ごとの行動を決めておくだけで、初キャンプの不安は大きく軽減できます。

天気・気温・トイレ事情に備える対策
キャンプは自然の中で行うため、天候や気温の変化、設備の違いによるトラブル対策が必須です。特に初心者ファミリーにとって、想定外の事態に備える準備は安心・安全のカギを握ります。 ● 雨対策 ・タープは必須。雨でも活動できるスペースを確保 ・テントの耐水圧1,500mm以上が理想 ・靴は濡れてもOKなサンダルと、替えの靴下 ・荷物が濡れないよう大型ビニール袋も準備 ● 寒暖差への対策 ・日中と夜間の気温差が激しいキャンプ場が多いため、脱ぎ着できる重ね着スタイルが基本 ・シュラフは対応温度をチェック(春・秋は0〜5℃対応が安心) ・子どもには防寒ポンチョやニット帽もおすすめ ● トイレ設備に関する対策 ・和式・洋式、紙の有無などを事前に調べておく ・子ども用の携帯便座やトイレトレーニング中の子どもにはポータブルトイレも◎ ・夜間のトイレ移動にはヘッドライト+大人の付き添いが必須 ● その他:虫・風・日差しへの対策 ・虫よけスプレー+虫さされ薬 ・帽子と日焼け止め ・風対策として重り・ガイロープの追加 こうした細かな準備が、ファミリーキャンプの成功を左右します。自然を楽しむには、「自然に備える」姿勢が必要です。

子どもが飽きない工夫と安全対策
キャンプの満足度を左右するのは「子どもが楽しめるかどうか」にかかっています。自然の中では楽しいことがたくさんありますが、飽きたり退屈したりすると親も疲れてしまいます。ここでは、子どもが飽きない工夫と安全対策を紹介します。 ● 簡単なアクティビティを用意 ・虫取り網・双眼鏡・ルーペを使った「自然観察ごっこ」 ・石に絵を描く「ストーンペイント」 ・キャンプ場の近くに川や遊具があるかも要チェック ・1泊2日なら1〜2個の軽めのアクティビティが◎ ● 自分のギアを持たせる ・子ども用チェア、ミニランタン、水筒など「自分専用アイテム」があるとテンションUP ・お手伝いをお願いして役割を与えると楽しみながら成長体験にもつながる ● 安全面で気をつけること ・火・刃物・水辺には常に大人が付き添う ・転倒や迷子対策に「光るブレスレット」や「ネームタグ」を身につける ・夜間は光る靴や反射ベストがあると安心 ● 雨や寒さで遊べない時の対策 ・タブレット+ダウンロード済アプリ(オフライン使用可) ・お絵描き帳・折り紙・トランプなど室内遊びグッズも数点持参 子どもが楽しめれば、親も心に余裕が持てます。「また行きたい!」と言ってもらえるキャンプにするための工夫を忘れずに。

最後に確認!忘れ物防止チェックリスト
キャンプ当日、「あれがない!」という事態を防ぐには、出発前のチェックリストが欠かせません。特に初心者ファミリーは、家族全員分の準備が必要なため、抜け漏れが起きがちです。 ● テント・寝具系 ・テント一式(ペグ・ポール・グランドシート含む) ・寝袋・マット・枕 ・タープ・ハンマー・ガイロープ ● 調理・食事系 ・バーナー・燃料(ガス缶) ・鍋・フライパン・カトラリー ・食器洗いセット・まな板・包丁 ・ゴミ袋・アルミホイル・ラップ ● 生活・便利グッズ ・LEDランタン・ヘッドライト・電池 ・ウェットティッシュ・虫よけ・日焼け止め ・保冷剤・クーラーボックス・ティッシュ ・着替え・雨具・サンダル ● 子ども関連アイテム ・おむつ・おしりふき・お気に入りのおもちゃ ・離乳食・子ども用水筒・ミニチェア ・常備薬・絆創膏・体温計 ● 忘れがちなもの ・ライター・トング・洗濯バサミ ・延長コード・予備バッテリー ・タオル類・ビニール袋・風よけ板 上記をプリントしてマーカーでチェックできるようにしておくと便利です。Googleスプレッドシートで家族と共有するのもおすすめです。 キャンプ成功のカギは「忘れ物をしないこと」。この記事のチェックリストを使って、抜けのない準備を整えましょう。



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