- 非常用だけでなく“ふだん使いできる備え”が強い
- 防災で役立つキャンプ道具は、「避難生活を少しでも普通に近づける道具」
- まず持っておきたいキャンプ道具① ヘッドランプ・ランタン
- まず持っておきたいキャンプ道具② カセットコンロ・バーナー
- まず持っておきたいキャンプ道具③ ポータブル電源・モバイルバッテリー・ソーラーチャージャー
- まず持っておきたいキャンプ道具④ 寝袋とマット
- まず持っておきたいキャンプ道具⑤ テント・シェルター
- まず持っておきたいキャンプ道具⑥ ウォータージャグ
- 逆に、キャンプ道具だけでは足りないものもある
- 防災のためにキャンプ道具を選ぶなら、“使い慣れていること”がいちばん強い
- まとめ|防災で本当に役立つのは、“ふだんから使っているキャンプ道具”
非常用だけでなく“ふだん使いできる備え”が強い
キャンプ道具って、「遊びのための道具」と思われがちですが、実は災害時にも役立つものがかなり多いです。
むしろ、ふだんから使い慣れているキャンプ道具こそ、いざという時に安心して使える備えになります。
首相官邸の防災情報では、飲料水は1人1日3リットルを3日分、非常食も3日分が備蓄の目安とされ、大規模災害時には1週間分の備蓄が望ましいと案内されています。また、携帯トイレ・簡易トイレ、カセットコンロなども備蓄例として挙げられています。 Source
内閣府防災情報でも、非常食だけに頼るのではなく、冷蔵庫の中の食材やローリングストックを活用しながら1週間を想定した備えが大切だと紹介されています。さらに、災害後に「温かいものが食べたかった」という声から、カセットコンロは必需品としてセットしておきたい防災グッズだとされています。 Source
この記事では、そんな防災の視点から、持っておくと本当に役立つキャンプ道具をわかりやすく紹介します。
防災で役立つキャンプ道具は、「避難生活を少しでも普通に近づける道具」
災害が起きた時に必要なのは、食料や水だけではありません。
暗い、寒い、眠れない、充電できない、落ち着けない――こうした不便が重なると、体力だけでなく気持ちもかなり削られます。
モンベルの防災特集でも、アウトドア用品は過酷な自然環境下での使用を想定しているため、災害時にも活躍すると紹介されています。特に、一次避難ではホイッスル、ヘッドランプ、ランタン、ライト、モバイルバッテリー、ソーラーチャージャーなど、二次避難では寝袋、マット、テントなどが役立つとされています。 Source
つまり、防災で役立つキャンプ道具とは、単なる便利グッズではなく、避難生活を少しでも人間らしく保つための道具なんです。
まず持っておきたいキャンプ道具① ヘッドランプ・ランタン
災害時にまず困るのが、やはり明かりです。停電は夜だけでなく、昼間でも建物の中や避難所では大きな不安につながります。
モンベルの防災特集では、避難時の明かりとしてヘッドランプ、ランタン、ライトを挙げており、特にヘッドランプは両手が自由になるためおすすめとされています。 Source
キャンプでも夜の移動や設営・撤収に使うヘッドランプは、防災でも本当に相性がいいです。
懐中電灯ももちろん便利ですが、荷物を持ったり、子どもの手を引いたり、ペットを連れて動いたりすることを考えると、頭につけられるライトはかなり実用的です。
こんな人ほどおすすめ
- 小さな子どもがいる家庭
- ペットと一緒に避難する可能性がある家庭
- 両手を空けて移動したい人
まず持っておきたいキャンプ道具② カセットコンロ・バーナー
防災を考えるうえで、かなり優先度が高いのが火を使える道具です。
首相官邸の防災ページでは、備蓄品の例としてカセットコンロが挙げられています。 Source
また、内閣府防災情報では、災害発生後の避難生活では“温かい物”が食べたかったという声が多く、カセットコンロはとても重宝すると紹介されています。ボンベは少し多めに買い置きしておくことも勧められています。 Source
これは本当にその通りで、非常食があっても、温められるかどうかで満足度はまったく違います。
お湯が沸かせれば、カップ麺、レトルト、スープ、ミルク、離乳食など、対応できる幅が一気に広がります。
防災目線でのメリット
- 温かい食事がとれる
- お湯が使える
- 停電時でも使える
- 心身のストレスを減らしやすい
おすすめのタイプをいくつかご紹介します。ご自身に合ったスタイルのものを選びましょう。
①カセットコンロ
家で鍋をするときにも便利なカセットコンロ。ガス缶が近所のスーパーなどでも手に入り、安定性もあるので、安心して使えます。普段から使い慣れていれば、キャンプの時も災害の時もすぐに使えます。
イワタニ カセットフー タフまる CB-ODX-1-BK
②ツーバーナー
我が家で使っているのはこれ。もう10年以上使っていますが、いまだに現役!コンロが2つあるので、ご飯を炊きながら、炒め物をするなど、通常に近い調理環境にできるのが魅力。家族が多い場合は、特におすすめです。
コールマン パワーハウスLPツーバーナーストーブII
③シングルバーナー
小さくて収納スペースをとらず、持ち運びも便利なシングルバーナー。安定性に不安があるので、小さな子供がいるご家庭は使いにくいかもしれませんが、やはりこのサイズ感は魅力です。シングルバーナーを2台使うのもありですね。
まず持っておきたいキャンプ道具③ ポータブル電源・モバイルバッテリー・ソーラーチャージャー
災害時は、スマホの電池残量がそのまま安心感につながります。
連絡、情報収集、地図確認、災害用伝言板の利用など、今の防災でスマホはかなり重要です。
首相官邸の防災ページでは、家族同士の安否確認方法を事前に決めておくことや、災害用伝言ダイヤル「171」や災害用伝言板の活用が案内されています。 Source
また、モンベルの防災特集では、モバイルバッテリーやソーラーチャージャーは、電源が確保できない状況下で役立つと紹介されています。 Source
とくにポータブル電源+ソーラーチャージャーの組み合わせは、最強!ポータブル電源は、スマホの充電くらいならキャンプ中に2家族で使っても、ほとんど減りません。どのくらいの電力を使いたいかによって、選ぶと良いでしょう。
キャンプでも防災でも共通して言えるのは、「充電できる手段を複数持つ」ことが大事ということ。
モバイルバッテリーだけでなく、ソーラー充電ができると長引く停電時にも安心感が増します。
まず持っておきたいキャンプ道具④ 寝袋とマット
災害時に意外と大きいのが、眠れないストレスです。
避難所でも在宅避難でも、寒さや床の硬さで体力をどんどん削られます。
モンベルの防災特集では、寝袋とマットは災害時に非常に役立つと紹介されており、特に冬の避難生活では地面からの冷気を遮断しないと寒くて眠れないと説明されています。さらに、マットは体育館や教室のような硬い床ではクッションとしても重宝するとされています。 Source
キャンプ経験がある人ならわかると思いますが、寒さ対策は「上からかけるもの」だけでなく、「下からの冷えを止めること」が大事です。
防災でも同じで、毛布だけより、寝袋+マットのほうがずっと実用的です。
特に備えておきたい人
- 冬の避難が不安な人
- 小さな子どもがいる家庭
- 車中泊避難の可能性がある人
まず持っておきたいキャンプ道具⑤ テント・シェルター
テントは「本当に必要?」と思う人も多いかもしれませんが、状況によってはかなり心強い道具です。
モンベルの防災特集では、避難所に入れない場合や、ペットがいる家庭、介護が必要な家族がいる家庭などでは、テントで生活するという選択肢があると紹介されています。さらに、テント生活には配給を受けにくい面もある一方で、プライベート空間を確保できる良さがあるとされています。 Source
特に、ファミリーキャンプをしている家庭なら、テントはすでに持っていることも多いはずです。
その場合は、「遊び道具」ではなく、家族の居場所を確保する防災装備として見直しておく価値があります。
大きなテント以外にも、トイレや着替え用の小型のテントがあると便利です。
まず持っておきたいキャンプ道具⑥ ウォータージャグ
防災用品としてぜひ持っておきたいのが、ウォータージャグ。
地震の際には、水道が使えなくなることが多く、水の配給があるときに必要なのがウォータージャグ。折りたためるタイプは、収納時にかさばらず、キャンプの時にも持ち運びやすいのでお勧めです。家族が多い場合は、2つ用意したり、折りたたみのバケツ等もあると水が確保しやすくなります。
価格:2970円 |
逆に、キャンプ道具だけでは足りないものもある
ここは大事なポイントですが、キャンプ道具がそのまま防災用品の完全な代わりになるわけではありません。
首相官邸の防災ページでは、備蓄品として携帯トイレ・簡易トイレ、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなども挙げられています。 Source
つまり、キャンプ道具はかなり役立つものの、
- 水
- 食料
- 簡易トイレ
- 衛生用品
- 常備薬
- 家族構成に合わせた必需品
までは、きちんと別で備える必要があります。
キャンプ用品で代用できる部分と、防災専用品が必要な部分は分けて考えるのが大切です。
防災のためにキャンプ道具を選ぶなら、“使い慣れていること”がいちばん強い
防災用品でよくあるのが、「買ったまま一度も使っていない」というパターンです。
でも、災害時は説明書をじっくり読む余裕なんてありません。
その点、キャンプ道具は普段から使う機会があるので、
- 組み立て方がわかる
- 明るさや暖かさの感覚がわかる
- どこに収納しているか把握できる
という強みがあります。
内閣府防災情報でも、非常食はローリングストックの考え方で、普段使いしながら備えることが大切だと紹介されています。 Source
この考え方は、食料だけでなくキャンプ道具にも当てはまります。
まとめ|防災で本当に役立つのは、“ふだんから使っているキャンプ道具”
防災の視点で考えると、あった方がよいキャンプ道具は次のようなものです。
- ヘッドランプ・ランタン
- カセットコンロ・バーナー
- ポータブル電源・モバイルバッテリー・ソーラーチャージャー
- 寝袋・マット
- テント・シェルター
- ウォータージャグ
災害時の備えとしては、水や食料の備蓄が基本ですが、それに加えて暗さ・寒さ・不便さ・不安を減らしてくれるのがキャンプ道具です。首相官邸では3日分、できれば1週間分の備えが望ましいと案内されており、内閣府防災情報でも1週間を想定した備えの重要性が紹介されています。 Source Source
「防災のためだけに買う」と考えるとハードルが上がりますが、
キャンプでも使えて、防災でも役立つと思うと、道具選びもしやすくなります。
これから備えるなら、まずは
明かり・火・寝る道具
この3つから見直してみるのがおすすめです。

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